←前のページへ | 次のページへ→ |
社会交通工学科2年 石田 功 |
![]() 1.中央地下連絡口とは 鉄道駅において日本一の利用者数を誇るS宿駅。このS宿駅のJrの中央西口(出口専用)の隣にある連絡口がO田急電鉄中央地下連絡口です。K王電鉄への階段の両脇ともに中央地下連絡口であり、常に係員が立っていて切符売り場のある大きな方が旧ラッチ、たまに係員がいる程度で切符は売っていない小さな方は新ラッチと呼ぶ。 恐らくこの連絡口は日本一改札に引っかかる人が多いと思う。なぜだろうか? 2.中央地下連絡口の役目 JrとO田急の乗り換え口であるとともに、O田急線利用者がS宿駅の東口側へ行き来するための通過口となっている。 東口側への通過口となっている理由は、O田急線と平行してJr線が通っているためO田急電鉄はS宿駅に東口をつくれなかった為、代わりにJrの駅構内を通り抜けてJrの中央東口を利用することが可能となっているからです。これはK王電鉄S宿駅も同様であり、中央東口側にはJrの券売機の他にO田急線とK王線の券売機もある。 なお、中央地下連絡口には青(灰)色と黄色の2つの改札機があり場合により使い分けなければいけない。 O田急線からで磁気券利用の場合は、青(灰)色の改札機が乗り換え専用、黄色の改札機が中央東口への通り抜け専用となっている。Suica・PASMO利用の場合どの改札機でも乗り換えや中央東口への通り抜けができる。(但し、乗り換えで磁気券等併用の場合は青(灰)色の改札機を利用) Jr線(中央東口)からの場合はどの改札機でもJr線からの乗り換えと中央東口からの通り抜けができる。 3.中央地下連絡口の利用法 O田急線⇔Jr中央東口を利用する場合やO田急線⇔Jr線に乗り換える場合のみ中央地下連絡口をご利用下さい。中央地下連絡口を利用してK王線や都営S宿線、O江戸線の利用はできない。 ※JrのS宿駅の東側出入口は東口と中央東口があり、O田急線やK王線利用の際には中央東口のみ通り抜けが可能となっております。東側からO田急線やK王線利用の際には中央東口を利用するように。 O田急線からJr線に乗り換える場合、主に以下の4パターンがある。
※ICは1枚のみ利用可能。Jr線ではSuica、O田急線ではPASMOなどの利用は不可。(この場合係員が対応) ※実際にはこの他にも多くのパターンがある。 もし間違えると、自動改札機が「ピンポーン ピンポーン」と鳴って引っかかってしまう。その際自動改札機の突破は他の乗客の迷惑になるのでやめよう。 よくある乗り換え手順の間違えパターンを挙げると、以下のようになる。
※実際にはこの他にも多くのパターンがある。 4.自動改札を通れない場合がある どうしてもそのままでは自動改札を通れない場合がある。例えば、藤沢駅からS宿駅まで切符できて中央東口に行きたい場合や、Suica・PASMOで南武線のある駅から登戸駅でO田急線に乗り換えてきてさらに連絡口でJr線に切符で乗り換えの場合など、稀にそのままでは通れない場合がある。かなり複雑で難しい話なので詳しくは記さない。 5.豆知識
6.S宿駅への要望・不満
7.最後に・・・ 日本一利用者が多いにも関わらず、複雑なS宿駅。西口では地上に出ることもままならない。このような駅であることから、多くの利用者が訳も分からず改札に引っかかるのである。全面的な改良が求められる。 S宿駅が好きな人はいるのかな? |
|
次のページへ→ |